今日の鳥は。
鳥は美しい子なのですが。
そのくちばしは、たいへんな武器なのです。
かまれると指に穴があきますが、鳥にとってはくちばしで触れることが
愛情表現のようです。
さいきんは、ほっぺたに優しくふれてくれます。
調子にのって私の方からほっぺたを近づけると、大変危険です。
大好きな、かくれんぼ。かばんの中をごそごそします。
時おり、顔を出して。私がちゃんと見ているか確認します。
鳥は、今日も元気です。
今週のはじめに鳥取でぶらぶらしてたのが、
もうずっとまえのことみたい。
都会のスピードは本当にはやい。
もうすぐ、vieを卒業するけれど。
やったー、納得のいくもの作れた、という気持ちはひとつもなく。
ただ、自分のあらが、よくみえた。
そして、自分では気がつかなかった部分を、ひっぱりあげてくれた先生方を、あらためてすごいとおもった。
緊張の在る絵は、見る人を、考えること、へと導くかもしれない。
気の抜けた絵は、見る人の肩の力をぬくことができるかもしれない。
技術だけでもなく、気持ちだけでもなく。
だから、歩き続けるのみなのかと思う。
生きているものとして。
これからも生きていくものとして。